自己分析
自己分析は就職活動において必ず必要となってきます。しかし、自己分析にはどういう意味があるのか?
どういう点で必要なのか?
どういった方法で行うべきなのか?
自己分析は就職活動の中で基礎となる部分だけに、
ココをしっかりやっているかどうかで、結果が大きく違ってきます。
自己分析の必要性
あなたが就活をするに当たって先輩やゼミの教授、またはセミナーなどで、よく「自己分析はしっかりやるべき」と言われていませんか?
しかし、そうは言われてみるものの、
その必要性や方向性はなかなか掴みにくく、
どうしていいのかわからい、というのが本音ですよね。
そこでまず、自己分析の必要性についてです。
自己分析とは、自分のことをよく知ることと言われています。
自分をよく知ると、就職活動においてどのような意味があるのか。
それは、あなたの長所・短所などを知るという点から、
面接での様々な質問に対応できるという点まで、幅広く存在します。
前者に関しては自己PRに関して使えます。
自分にはどのような強みがあるのか、どのような欠点があるのか。
後者はそのまま、面接での様々な問いに答えることが容易になります。
面接官によっては「なぜ?」と何回も聞いてくる方もいらっしゃいます。
そういったときにも、あなたが自己分析がシッカリとできていれば、
その「なぜ?」に対して、的確に答えることができるようになります。
また、自己分析の中で、あなたが本当にやりたいことも見えてきます。
そうすることによって、行きたい会社・業界が絞れてきます。
もちろん、そうなった場合は、シッカリとした志望動機も同時に完成できます。
このように、自己分析はやっておいて損はありません。
むしろ、やっておかないと、まともな就職活動ができないとも言えます。
だから、先輩などは口を揃えてあなたに「自己分析をしろ」というのです。
自己分析の方法
就活における多くのことに関してそうですが、この自己分析も絶対に正しいやり方というものは存在しません。
ですので、ここではいくつかオススメの方法を紹介します。
この中からいくつか、もしくは全てを試して、
あなたなりの自己分析をしていってください。
1つは、友達と話すという方法です。
普段からよく接している友人に、
あなた自身がどういう人間かということを聞きます。
すると、主観的でなく、客観的に見たあなたというものが見えてきます。
これが大切。
普段、何気なく生活している中では、
自分を客観視する場面は、そう多くは訪れませんから。
だから、あなた自身が気付いていないあなたを見つけるチャンスになります。
しかし、1つ注意が必要です。
友人から長所や短所を聞くという方法では、
相手が気を遣って過大評価をする場合が多々あります。
それでは正確な自己分析にはなりません。
別の方法としては、自分の過去を振り返ってみる方法があります。
「大学では、あんなことしたなぁ」ということから始め、
なぜそうなったのか、なぜそうしたかを自分に問いかけるという方法です。
「あのとき、あぁいう行動したのは、こう思ったからだ」となります。
それを様々な状況から考えることによって、
本来のあなた自身の性格が見えてくきます。
いくつものパターンを試してみると、より良いだろう。
しかし、こちらの方法にもまた、問題点があります。
それは、多くの人は自分を過小評価するということです。
またどうしても主観が入り、勘違いをすることもあります。
このようにして、いずれの方法にも、少なからず問題点があります。
では、それを解消するにはどうすればいいか。
そのために、いくつかの方法を合わせて実行します。
色々な角度からの自己分析を行うことにより、正確な自分に近づいていきます。
またいま紹介したような方法以外にも、
自己分析には様々な方法があります。
この自己分析は、就職活動を通して大いに活用できるので、
たっぷりと時間をかけてやるべきです。
また就職活動中に追加として行って、
改めて自分を見直してみることも重要になってくきます。
上にも書いたとおり、就職活動の基礎となる部分なので、
この自己分析に関して手を抜くと、あとで泣きを見ることになります。
関連書籍
質問に答えるだけでエントリーシート・履歴書がすぐ書ける 受かる!自己分析シート ★★★★★自己分析が上手く進まないという方におすすめの1冊。
内定勝者 私たちはこう言った! こう書いた! 合格実例集&セオリー2014 エントリーシート編 ★★★★☆
定番の就活本の自己分析、エントリーシート編。
・準備段階 - 初期段階では何からすればいいのか
・企業選び - 企業選びの基準とは
・エントリーシート - 最初の壁にして、最も重要と言えるESの書き方
・筆記試験 - 対策・種類、オススメ本の紹介
・リクルーター - リクルーター制度とは?そしてその注意点
・面接 - 最大の関門の面接を通過するためには
・グループワーク・グループディスカッション - 選考方法の注意点、人事の視点
・その他アドバイス - その他就活関連の一言アドバイス