就職活動FAQ
Q1.いつから始めるべき?Q2.新聞は読むべき?
Q3.学歴差別は?
Q4.男女差別は?
Q5.離職率の調べ方は?
Q6.服装の指定がない場合は?
Q7.資格があると有利?
Q1.いつから始めるべき?
A1.わかりません。
というのも、まず就職活動スタートの定義がよくわかりません。何をもって就活スタートというのかがハッキリしないことには、
いつから始めればいいのかも、答えようがありません。
でも、わからないの一点張りではいけませんので、
私自身の経験を紹介します。
就職サイトに登録をしたのは大学3年の7月頃です。
しかしこの頃はまだ、リクナビにもほとんど情報はありませんし、
特に動きまわっていたわけでもありません。
その後、11月ぐらいに合同説明会に参加しました。
さらにテレビ局にエントリーし、選考も受けました。
年が明けて1月になると動きが徐々に活発化してきます。
年末から年明けにかけて、就職サイトから多数エントリーをしました。
2月以降は、多忙な日々となりスーツを着る日が増えていきました。
このように明確に「いつから」とは言えませんが、
徐々に就職活動中心の生活へとなっていきました。
Q2.新聞は読むべき?
A2.読んでください。
朝食を食べる「ついで」程度に、家で取っている日経新聞をパラパラめくるだけでも違います。
情報に敏感になることは大切です。
その他の主な情報収集源は、Yahooトピックスでした。
Yahooのトップページを開き、
そこに掲載されているニュース見ていました。
会社訪問が多い時期などは朝が忙しいときもありましたが、、
そういうときでも起きてから家を出るまでに、
少しだけでも記事に目を通しておきました。
たくさん読むにこしたことはありませんが、
根気や時間の問題もあるので、
はじめのうちは興味のある範囲だけでも読みましょう。
これだけでもだいぶ違ってきます。
実際私は、この時期からは社会の動きにかなり敏感になりました。
社会の動きをきちんと追っていると、
今までと違った物の見え方がしてきますので、
自分の視野を広げられるようになります。
Q3.学歴差別は?
A3.あります。
中にはエントリーシートの段階で、学歴だけを見て落とす企業もあります。
私の経験談ですが、
某就職サイトに案内メールが着ており、
1つだけ設問があり、それは4択でした。
選んで送信しますと・・・数日後に落選の連絡がありました(笑)
某インターネット掲示板で調査がありましたが、
結果としましては、国公立や一部の私大の方は
どの選択肢を選んでも通過したようです(笑)
でも多くの場合は筆記試験で学歴フィルターがあります。
学歴フィルターと言っても、
ある一定の学歴以下なら無条件で落とすというわけでなく、
通りにくくなるという程度です。
ほかのパターンとしましては、>説明会のお知らせなどが、
在籍している学校によって早かったり遅かったりする場合があります。
だから、メールが来てすぐに予約しようとしたにも関わらず、
すべて満席になってしまっているという現象も起こり得まする。
こういうことは、本当はあってはならないことですし、
いつまでも学歴神話を追い求めるのもいかがなものかと思いますが、
でも残念なことに、その神話は今もこうして存在しています。
しかし、決してすべての企業においてそういうわけではありません。
むしろ、こういうことをしているのは、ごく一部の企業だけです。
その点は覚えておいてください。
また、昔に比べれば相当マシにはなっています。
最近は、エントリーから内定まで、
一切学歴を書いたり言ったりしない企業も出てきています。
Q4.男女差別は?
A4.わかりません。
よくメーカーの総合職は女性の採用人数が少ないと言われますが、そもそも受けている人数に違いがあります。
そのあたりの詳しいデータがないので、
この点はわからないと回答しておきます。
ただ、女性の採用は少ないとか、女性は不利と言われますが、
それでも通る人は通っています。
少し企業側の立場になって考えてみますと、
仕事内容から体力的な部分を必要とするのであれば、
女性と男性では、一般的には男性の方が体力があるので、
こういう場合には男性の採用の方が多く、女性にとっては不利になります。
また、女性の場合は結婚退社をする方が男性に比べて多いので、
企業としては、ようやく戦力になった頃に辞められる可能性のある女性より、
男性を採用したいという思いは、少なからずあります。
Q5.離職率の調べ方は?
A5.ある程度わかる方法があります。
従業員の総数と、過去の採用実績がわかれば、ある程度、離職率に近い値が求められます。
過去の採用実績の1年あたりの平均人数をまず出します。
その数に30〜40程度をかけます。
30〜40というのは、定年まで働いたと過程した場合の実働年数です。
それで出た数と、従業員の総数を比較してみます。
だいたい同じような数になっていれば、離職率は比較的低いと言えます。
逆に従業員の総数<<<1年の採用人数*30〜40となった場合は、
ちょっと注意する必要があります。
採用された多くの人が、若いうちに辞めている可能性があるからです。
以下に『就職四季報』による数で、某社の例を書いてみます。
採用人数が年間約800人。
800*30=24000。
従業員の総数は2500人
双方で10倍近い大きな差があります。
ウワサに聞くこの企業の離職率は90%なので、
だいたい合ってるということになります。
このようにして、離職率に近い値を求めることは不可能ではありません。
しかし、この式は万能ではないので、注意してください。
例えば、ここ数年が業界全体として採用が少ない場合(衰退している)や、
逆に多い場合(成長している)などがあります。
このようなときは、一見すると離職率が高かったり低かったり見えますが、
実態はそうではありません。
そのあたりにつきましては、
それぞれに業界研究や企業研究をしっかりとする必要があります。
Q6.服装の指定がない場合は?
A6.スーツで行くべきです。
特に指定がない場合はスーツで行くべきです。ごく稀に、私服指定のところもありますが、基本的にはスーツです。
きちんとした場にはスーツ着用。
これが社会人としての常識です。
人事の方の中には
「別にスーツ着てこいって書いてなかっただろ?」
と言ってくる方もいらっしゃいますが、
そういうときは
「こういう場はスーツ着用が当然だと思ったので、スーツで来ました」
と、堂々と答えておきましょう。
はじめに触れた私服指定に関してですが、
こちらも私服とはいえ、キッチリとした服装にしましょう。
ほんの一例ですが、男性ならばメンパンにジャケットなどです。
スーツであろうが私服であろうが、
「ちゃんとした場に行く」という心構えを忘れないようにしてください。
Q7.資格があると有利?
A7.有利です。
資格を持っていると、やはり就職活動では武器になります。まず「資格を持っている=その能力がある」とみなされますので、
ほかの人との差別化ができます。
さらに、資格を取得するためには、それなりの努力が必要となりますので、
その「努力」の部分に関しても、企業は大いにプラス評価を与えます。
以上の2点をエントリーシートや面接で、
「私は○○という資格を持っており、
△△という業務において、その能力を活かすことができます」
業務内容に絡めたり、
「私は○○という資格取得のため、
××という努力をしました」
とすることで、
企業に対し「努力する人間だ」というPRも同時に行えます。
しかし、現段階で有効打となりそうな資格がない場合でも、
同じような効果を得る方法があります。
しかも簡単です。
「資格の勉強をしている」と言えばいいのです。
「現在、○○という資格取得のため、勉強しております」と言い、 なぜ資格取得をするのかというところで、
上記のように業務に絡ませていくことで、
同様の効果を得ることができます。
しかし、注意点もあります。
あなたが思っているほど、人事の目はフシアナではありません。
ですから、口からデマカセを言っても見破られます。
それは、どういう資格なのか?
どのようなカリキュラムで、取得に向けて勉強するのか?
という内容は把握しておくことが重要です。
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その方法とは
「資格学校の資料を読んで、勉強している気になる」
という方法です。
私自身は就活が終わってから友人にこの方法を教えてもらいました。
ですので就活では使ってはいませんでしたが、
いくつか無料資料を取ってみて読んでみたところ、
なるほど、非常に使えるな、と素直に思いました。
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